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仁右衛門島 |
房総半島の鴨川市にある太平洋に面した周囲約4kmの小島であるが、千葉県最大の島で歴史がある。現在は観光地となっているが、付近に大型バスは入れないので、そんなに混雑するような事はなく、のんびりと見学するこどできる。
1180年、挙兵した源頼朝が箱根・石橋山の戦いに敗れ、船にて房総に逃げたが、その時、この島の平野仁右衛門に助けられ、源頼朝かくれ穴に身を隠したと言い、その後、源頼朝は近辺の漁業権を平野氏に与えたと伝わる。
このように様々な伝説があるが、1703年の大津波で島の建物は壊滅。その時、数々の古文書や家系図などの大半も失われた。
最近の研究では、日蓮上人が仁右衛門島を訪れた為、当時、平野氏は日蓮宗に改宗したと言われている。
平家の時代に宮島から勧請したという蓬島弁財天祠、日蓮上人が訪れた際に朝日を拝したとされる神楽岩や文人墨客の歌碑などがある。
島に唯一住むのは平野氏で現在は推定38代目。代々平野仁右衛門を称していることから仁右衛門島と呼ばれ、1704年に再建した家屋には現在もお住まいであり、島にはこの一戸しかない。
仁右衛門島には太海より手漕ぎの渡し船で上陸できる。渡し舟は島の入島料も含めて有料だが、昼間随時運行され、のどかな5分の船旅だ。
夏は涼しく冬は暖かいので、四季を通じて花の絶えることのない植物の宝庫でもあり、島内は約30分くらいの散策路があり、長い距離を歩くことなく様々な史跡巡りや岩場の自然や植物などを楽しめる。是非1度訪れて欲しい。
日本歴史 人物伝
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